cannes 07 My Blueberry Nights

いよいよ今夜開幕される第60回カンヌ国際映画祭。 記念すべき60回目の今年は、オープニング作品に中国人監督としては初の、ウォン・カーウァイ最新作である「MyBlueberryNights」が上映されます。準備も着々と進められています。 カーウァイも奥様と無事到着…

「My Blueberry Nights」

王家衛の現在撮影中の「My Blueberry Nights」ですが、NYのSOHOで撮影中です。とりあえず写真などUPします。SOHO近くに住むレイチェル・ワイズ。5月末にダーレン・アロノフスキーとの間に産まれたばかりの赤ちゃんをつれてセットを訪ねて来た様子。スリ…

カンヌ映画祭最終日

いよいよカンヌ映画祭最終日。コンペ部門は日本時間本日深夜に発表になります。その前に、エキュメニック賞と国際批評家連盟賞の発表がありました。エキュメニック賞に輝いたのはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「バベル」。国際批評家連盟賞…

カンヌ、審査員記者会見

ウォン・カーウァイに、フランス政府より最高文化勲章なる「フランス共和国レジオン・ドヌール勲章」が授与され、21日叙勲式が行われました。フランスの文化大臣レノード・ドンヌディウ・ド・バーブル氏によってレジオン・ドヌール勲章を授与される王家衛。 …

カンヌ オープニング・セレモニー

今年も始まりましたカンヌ。審査委員長も15日にカンヌ入りして用意されたCarlton hotelに宿泊のようです。今年の祭典のポスターは、『花様年華』のチャイナドレスのマギー・チャン。マギーのしなやかで美しいシルエットが、あちこちに掲げられている様子です…

cannes2006

今年のカンヌのポスター。これってもしかして「花様年華」のマギー・チャンでしょうか!?今年の審査委員長はすでに発表があったように王家衛ですが、そのほかの審査委員のみなさんも発表されています。監督からは、なんとパトリス・ルコントが。そしてLucre…

祝☆デジタルリマスター版発売決定!

とらバターさんとこで、王家衛の初期作品「いますぐ抱きしめたい」「欲望の翼」「恋する惑星」「天使の涙」の4作品が、デジタルリマスター版で6月23日に発売されるとのお知らせがっ!おまけに特典ディスクで未公開映像があるようなので、もう絶叫もんです!…

アン・リー アカデミー賞監督賞受賞

遅ればせながら、アン・リー監督、アカデミー賞監督賞受賞おめでとう!アジア人初だそうです!!めでたいのでここらで受賞スピーチを。 「いくつもらっても嬉しいよ! 実在はしないけど二人の主人公に感謝します。 彼らが生き生きと描かれたのは、アニー・プー…

INSIDE FILM Magazine, Australia May2005

「あなたがレストランに行くとしたら、その晩の成功は食べ物だけではないでしょう。雰囲気やサービス、デザイン、隣に座っている人々。もちろんあなたといっしょにそこへ行く人も。全てに関係してくるでしょう。」とウォン・カーウァイは説明する。「これが…

カーウァイとドイル

ニューヨーク映画批評家協会が主催するディナーが昨日ニューヨークのCiprianiで開催されました。 会場に到着したウォン・カーウァイ。ドイルと熱い抱擁〜。配給元のSony Pictures Classicsのトム・バーナードとマイケル・バーカー社長らといっしょに出席。「…

「The Lady From Shanghai」

nancixさんのところでシャロン・ストーン/WKW監督によるDiorのコマーシャル・サイト(日本語)を見ました。ウォン・カーウァイの文字とともにジャン・バプティスト・モンディーノの文字が。モンディーノといえば、長年ファッション・広告業界だけでなくマド…

カンヌ審査員長

いや〜楽しみですサーチナ・中国情報局の記事で、2000年に『花様年華』が米国で興行収入270万ドルを達成したとあったけど、確かにウォン・カーウァイは、アメリカでも数少ない外国語映画でヒットを見込める監督と見られているようです。パラマウントの重役ら…

Brains of Wong Kar Wai’s Creatives

日本語で読める貴重なウィリアム・チャンのインタビュー。 河出書房から出ている「+81」のVOL.30/WINTER 2005。今号の特集は、「アジアン・クリエイティヴ:香港の‘今’」。様々なジャンルで活躍するクリエーターたちを紹介。香港デザイン界で大きな影響力を…

ISTITUTO LUCE

wkw

イタリアの配給会社 ISTITUTO LUCE の今年のカンヌ出品作品ページ内に『2046』のサイトが登場。’98年のカンヌでパルムドールに輝いたテオ・アンゲロプロスの『永遠と一日』で、パラディ・フィルム(フランス)のエリック・ユーマンらといっしょにプロデュー…

チャン・ツィイーによると

、「2046」のパーティに出席して、コン・リーと隣同士に座っていろいろ話をしたそうですが、コン・リーに励みになる言葉をかけてもらって、非常にうれしかったとコメントしています。マギーがいなかったらツィイーが受賞してたかもしれない「2046」。チャン…

カンヌも終わり

ここ何日か睡眠時間が激減していて山のようにあるレビューも一部を読むのが精一杯。今年のカンヌは予想以上に面白かったです。去年と同様政治色の強い年にもなりました。昨年下馬評でダントツだった「ドッグビル」が無冠に終わり、今年Screen International…

La Palme :『2046』

France 3 より〈Depuis Cannes:Jacky Bornet Publie le 21/05 a 11:12〉 勝利 :『2046』 5月12日以来の一連のできごとは2046にパルムドールが与えられるということを示している。その迷宮の中では、フィルムのタイトルがその年そのものを現すのかそれともホ…

レッドカーペット登場!&またもや遅刻!

AP通信17:00(現地時間)の配信ニュースで記者の質問に、エリック・ユーマンは「上映の2時間前にフィルムは着くはずだ」と答えています。お、恐ろしい。 これまでもカンヌの歴史ではフィルムの遅れはあったということが書かれていて、コッポラの「地獄の黙示録…

どうなる?

第57回カンヌ国際映画祭の参加者たちがパルムドールの有力候補と目している香港の映画監督wkwの「2046」は木曜の夜の上映までに最後の準備を終えなければならない。水曜のフィルムコピーの輸送の実際の遅れにより、木曜に予定されていたプレスおよび一般向…

20日の上映変更スケジュール・・・明日はどうなる?

最後の最後までやってくれます。とにかく正式上映(ソワレ)だけでもなんとか間に合いますように・・・。もうこうなったら完成するだけで充分です。どうか最後の大詰めに携わっている2046関係者、wkwやトニー、ウィリアムたちが生きてレッド・カーペット…

カンヌでのWKW作品

振り返ってみました。 1997年のカンヌ映画祭はイザベル・アジャーニ(仏女優)が審査委員長、その他の審査員はティム・バートン(米監督)、マイク・リー(英監督)、ナンニ・モレッティ(伊監督)、マイケル・オンダーチェ(「イングリッシュ・ペイシェント」原作…

『2046』プレス・キット

wkw

気になったところだけ・・・監督のことば 我々全てにとって、記憶や考えやひらめき、そして希望や夢を隠して保存しておく場所が必要なのだ。こうした事々は、我々が取り除いたりすることのできない、そして同時にそれらを捨ててしまうことを恐れるような類の…

ここではないどこか、今ではないいつか・・・

wkw

この2年来カンヌでは、wkwのエキサイティングな新作が、2004年のカンヌにおいて最も強く待ち望まれた作品であるということが繰り返し告げられてきた。『花様年華』の国際的な成功のあと『2046』はwkwにとってエリック・ユーマンとマルク・シラムによって導か…

2004オープニング

いろいろとニュースが入ってきているようですが、どうやらフェイ・ウォンは昨日の夜タイから香港に帰ってきたようです。木村拓哉がタイに行っていたという噂もありますが公表されてないので真実かどうかはわかりません。日本にいるチャン・ツィイーはインタ…

フランスの配給会社でのクレジット

wkw

Sound designer ... Claude Letessierとあります。この人とは『eros』や『the follow』でもいっしょに仕事をしてきています。お気に入りなのでしょうか。もうひとりのSound designer ... Tuu Duu-Chih(杜篤之)は、2001年のカンヌ映画祭で台湾映画の『Mille…

カメラマンとエディター、そしてファイナル・プリント

wkw

AlloCineを見ていると『2046』のフランス人とのコラボレーションに関する記述があります。長年に亘って『ポンヌフの恋人』などのカメラマンとしてレオス・カラックスとコンビをくんだ後にハリウッドへ渡り、ニコール・キッドマン、アンソニー・ホプキンス主…

ソワレの1日、『2046』のチャン・ツィイー

wkw

昨日は、もしかするとフェイ・ウォンが主演女優で・・・なんて書きましたが、このチャン・ツィイー、かなりいい雰囲気を醸し出しています!通常、正式上映の1日は、朝8:30のプレス・スクリーニングから始まります。上映終了後、お昼前からPress Conference(…

『2046』のフェイ、フランスサイト

wkw

香港のorientaldailyによるとフェイ・ウォンは、タイから今晩台湾で開催される金曲賞に出席し、翌日またすぐタイに戻って引き続き『2046』の撮影を行うとあります。『2046』の新スチールがまた出ましたが、群像劇とはいえ今回のフェイはおそらく主演女優にあ…

公式上映スケジュール

13(木)『誰も知らない』是枝監督(日本)がトップ・バッターです。 20(木)『2046』ウォン・カーウァイ(中国)8:30.14:30.19:00 『イノセンス』押井守(日本) 21(金)『Clean』オリヴィエ・アサイヤス(フランス)がラストです。 GRAND THEATRE LUMI…

『Clean』、オープニング・セレモニー

コンペ作品フランスからは、オリヴィエ・アサイヤス監督の『Clean』で、過去を忘れて人生の再出発を願う女性をマギー・チャンが演じています。開会式は30分くらい行われます。司会はフランス語のできる女優が務めます。ジャンヌ・モローをはじめシャーロット…