マギーのフランス映画の新作

マギーはクリストフ・ガンズの新作『The Adventurer』に出演予定。ガンズ監督は、ヴァンサン・カッセル、エミリー・デュケンヌ、モニカ・ベルッチ共演で、フランスで大ヒットした『ジェヴォーダンの獣』の監督。23歳にして映画雑誌を創刊後、ツイ・ハークショウ・ブラザース作品のビデオ公開をフランスで手配した人です。編集は、『ジェヴォーダンの獣』や処女作『クライング・フリーマン』(各国でカルト作品となった)で組んだ、デヴィッド・ウーが担当。『男たちの挽歌』シリーズでジョン・ウーとコンビを組んで、天才的な編集マンとして知られています。スタント・コーディネートには『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』などハリウッドやヨーロッパでも活躍中のフィリップ・コクミシェール・ヨーがアクション映画に出る際契約書に条件として入れるのが「必ず彼のアクションチームも呼ぶこと」らしいです。彼のショウ・ブラザース時代の主演作は、タランティーノの『キル・ビル』にもオマージュの1本として使用されています。『The Adventurer』で再び、スタント・コーディネートを勤める予定です。

その『The Adventurer』ですが、ガンズはあれもこれもと企画を抱えていて、どうも気が多い人のようですね。そして誰かさんのように予定がどんどんずれ込んでいくんだそうです^_^;。またこの映画もSARSの影響で、中国からスリランカにロケ地が変わったり、出資会社の経営不振などで撮影自体が延期したりしてます。現時点では、撮影は開始されていない模様ですが、プランを練り直してから再スタートするようです。