カンヌ国際映画祭の仕組み
■映画祭本部が運営する
長編コンペティション(いわゆる本選で映画祭の主要部門。今年は18本の作品が選出されその中から最高賞のパルムドールが選ばれる)
短編コンペティション(今年の審査委員長はシネ・フォンダシオンともにニキータ・ミハルコフが務める)
或る視点(コンペ部門と同じグループから振り分けられるコンペ次の部門)
シネ・フォンダシオン(映画学校や映画大学の学生が対象で予備審査を通過した作品のコンペ部門)
見本市(近年は700本近くの映画が世界中から一同に集まり売買が行われる)
特別招待作
■併行して行われる部門(映画祭本部とは別の組織によって構成される)
監督週間(主催:フランス映画監督協会)
批評家週間(主催:フランス批評家連盟)
北野作品カンヌへの出品は、「ソナチネ」が或る視点部門で上映されたことに始まり、「キッズ・リターン」が監督週間、そして「菊次郎の夏」がついにコンペ部門で上映されました。北野武監督初のコンペ参加という事で当時100名近くの日本のマスコミがカンヌに同行したのではと言われていました。今年は藤原紀香に木村拓哉にYOU・・・一体どうなるのでしょう。