『2046』再撮影?

2001

先日メイキング?の撮影を行っているという香港の報道がありましたがさて・・・。ウォン・カーウァイは今年のカンヌで、『2046』のコンペ出品だけでなく、シネママスタークラスの講義もありますから、そのためにもしかすると短編フィルムの準備も進めているのかもしれません。

wkwは2001年のカンヌで『花様年華2001』という20分間の短編フィルムを上映しました。そしてカンヌに招待された映画学生からなる聴衆に45分間の講義を行いました。レッスンのテーマは「映画制作技術の伝達」でした。wkwはリハーサルが嫌いだったと言い、映画における音楽の役割に関しては、「音楽は主要なもので、それは映画にリズムを与えます。」と説明しました。以前一度に2本の映画を撮影したwkwは、さらに18か月で10本の映画を作りたいと言いました。「人々は、私が休日を必要とするかどうか私に時々尋ねます。私にとって、映画を作ることが休日であることに似ています!」さらに「映画を好きになる場合、それを引き続き行いたいものです。これは『花様年華』で起こったことです。その作業をやめることは容易ではありませんでした。」さらに付け加えて「私にとってこの映画は一種のスリラーです。なぜならあなた方が2人の主唱者の夫および妻を、一度も見ることがないからです。」