カンヌ審査員長

t43em6m46y2006-01-05

いや〜楽しみですサーチナ・中国情報局の記事で、2000年に『花様年華』が米国で興行収入270万ドルを達成したとあったけど、確かにウォン・カーウァイは、アメリカでも数少ない外国語映画でヒットを見込める監督と見られているようです。パラマウントの重役らしき人が、「ミハエル・ハネケの『Hidden』がどんなに素晴らしい映画でも、アメリカではヒットは難しい。ただしごく少数の、ネームバリューを持つ個性派主義の映像作家たち、アルモドバル、カーウァイ、パトリス・ルコントの外国語映画は、僅かながらも私たちに利益をもたらす。」と述べてます。 『2046』は意外にもアメリカでは好評価のようですしね。『The Lady from Shanghai』もカーウァイの作家性を尊重して、ゆるゆるの契約みたいですし。とらバターさんのところで、 王家衛がDiorのCMをシャロン・ストーンと合作してたのを知りました。これって以前噂のあった、ダリウス・コンジ撮影のCMなんでしょうかねぇ。ダリウス・コンジは確か何年か前のフランスのインタビューで、「カーウァイとは一度会っただけなんだ。『The Lady from Shanghai』のために、ショーン・ペンなど大物俳優が出演するビッグなプロジェクトを断わざるをえなかった。なのに撮影は始まらなかったんだよ(笑)」とか言ってたような記憶があります(苦笑)。