ラストのアンコールワットの撮影はカンヌプレミア2週間前だった?!

どもども、やっと着きましたよぉ



花様年華』(ASIN:B0001CSB9Eでお求め安くなってます) のラストはタイで歴史や自然に関する場所を撮ってはいたが、十分に満足できずにいたらしい。

ウォン・カーウァイ(王家衛)のタイのプロダクション・マネージャーはアンコールワットでの撮影を提案してきた。wkwは彼は正気じゃないよと思ったが、彼は想像したほどそれは困難ではないと言う。そしてwkwチームは48時間以内にカンボジア政府から撮影許可を得る。元は1日間の撮影を計画した理由は、単に1つのシーンを必要としたからだったが、マギー・チャンアンコールワットを見る機会を逃したくなくてスチール・カメラマンとしてやって来ることをさらに志願した。

フィルムがバンコクのラボからあがってきたのが、プレミア4日前。しかも受け取ったフィルムをチェックするとサウンドに多くのミスを発見、再度サウンド部分をリミックスしなおさなければならず、かつ否定の部分を再び切るため朝の5時からバンコクのスタッフたちに電話しなければならなかった。結局プレミア3日前にカンヌに到着することになっていたのが、前日に到着することに。

カンヌで友人たちと急いで食事をすませ、深夜すべてのディストリビューターが集まり、テストスクリーニングを行う。スクリーニングルームからでてきた誰もが、あまり何も言わなかった。wkwは部屋へ戻り、私たちは明日問題を持つだろうと思うとエスター(wkwの奥様)に伝えた。その12時間後、記者会見場でPRスタッフからテストスクリーニングの反応が非常に良かった!!!と聞いた。

そしてついに本番当日。オフィシャルスクリーニングの反応も非常によく、スタンディングオベーションがしばらく続き、とてもうまくいった・・・。

(*ホント間に合って、そしてうまくいって良かった!おまけに2部門でめでたく受賞!)